吃音克服、改善方法はたった一つだけ【どもりを治す!】

吃音(どもり)を克服したい、改善したいと本気で悩んでいる人のために作ったサイトです。私自身、長年吃音症状に悩まされ続けてきました。ある出会いをきっかけに人生が開けた私の体験談をあなたにもお伝えしたいと考えています。吃音どもりを治す方法を授けます。

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子供の吃音治療に重要なことは「気にしない訓練」を行うこと?

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吃音に悩む子供以上に、親は訓練法を気を付ける必要がある

ある2人の吃音に悩むお子さんの話から始めましょう。

A君は幼少期から吃音が発症し、母親は真摯に受け止めて吃音について学びました。
吃音の専門医が有名な病院に通院させ、話し方のトレーニングを定期的に受けさせます。
更に、言葉を流暢に話せるよう国語の教科書の朗読などを家でやらせていました。
母親として吃音対策を完璧にしたはず。

しかし、A君の吃音は年を重ねるにつれ酷くなる一方です。
克服しないことに焦った母親は、あらゆる吃音の訓練法をA君に勧め、惜しみなく医療費に投資しました。
たくさんの教材をやらせ、一時的な回復を共に喜ぶ日もありました。
それでもA君の吃音はなくなりませんでした。

一方、B君も同じく吃音を発症しましたが、母親はあまり気にしませんでした。
「話し方も個性のうちでしょ」と、気にするB君の相談に笑って返しました。
また、B君は学校の発表でも失敗が多く、たびたび母親に相談しましたが、それを叱ることはありませんでした。
ぽんぽんと頭を叩き、「大丈夫、それで人生決まるわけじゃない」と慰めました。

B君は、その後もついに朗読が上手くできることはありませんでしたが、いつしか言葉がどもることはなくなっていました。
本人もいつから症状が消えたか分かりませんし、母親も「そう?気にしてなかったけど」と首を傾けた程度でした。

吃音患者の分かれ道

こういった2つのケースは、実は吃音患者の分かれ道として多くあります。
今回は、母と子の関係を通じて例を挙げましたが、自分自身の場合、あるいは友人関係などでもこういったケースがあります。
要は吃音訓練をやればやるほど吃音が悪化するというパターンが非常に多いということです。

ところで、吃音は治すべきものだと、いつ頃感じましたか?
振り返れば、吃音そのものが悪であると誰かに直接指摘されたことはないのではないでしょうか。
おそらく多くの場合、何かの経験に対面した自分自身が「吃音は治すべきもの」と決定づけていると思います。

その経験は、あなたにとって辛い過去であり、痛い経験でしょう。
言葉が詰まることによってもたらされた周囲からの心ない言葉や、理解のない叱責などが頭をよぎります。
それが言葉の詰まりによって起こった出来事ならば、当然言葉の詰まりをなくすことがあなたの目標になるでしょう。

しかし、吃音訓練を行うことによって、吃音は悪であり抹消すべきものという感覚がより強くなることがあります。
繰り返し吃音に向き合う時間が訪れ、改善しなければならないという強制的な感情とともにトレーニングをする。
この習慣は、吃音に対する意識を嫌でも目の前に引きずり出します。

一見、真面目に問題を受け止め対策に乗り出しているように見えても、吃音の場合はそれが逆効果になることがあるのです。
例に挙げた母親の場合も、息子のためを思って努力しており、息子を苦しめるために行動しているわけではありません。
しかし、結論から言うとそれが吃音悪化に繋がっています。

こういった訓練法の落とし穴に気が付かず、トレーニングにいそしむ吃音患者が現在も多く存在します。
吃音は悪化すればするほど、克服までかかる時間が長引いてしまいます。
この落とし穴に気が付く患者さんが一人でも多くなることを願うばかりです。

訓練がもたらす吃音に対する悪の意識付けが問題

ここまでの話だと「訓練しないほうが良い」という印象をつけてしまいますが、私の意見はそうではありません。
訓練することが悪いのではなく、訓練がもたらす吃音に対する悪の意識付けが問題であると指摘しているのです。
つまり、吃音の克服を目標としない訓練ならば、それは是非やるべきだと思います。

頭が混乱する方もいるでしょう。
吃音の克服を目標としない訓練をすることで吃音が克服するというのは、一見矛盾しているように見えますね。
何をやるのかも検討がつかないと思います。

それでは、こう考えてみてはいかがでしょうか?

吃音を患っている自分を肯定できる訓練を行う

吃音の訓練をやる時は、吃音を患っている自分を肯定できる訓練にしよう。
つまり、例に挙げたB君の母親のように、「別にこれが私の話し方なんだからいいじゃない」と思える訓練ならば良い、ということです。
すると、従来の訓練法は該当しないのではないでしょうか。

例えば、メトロノームを用いて規則的なリズムにあわせて話す訓練法があります。
この場合、あなたは自身の話し方をしていますか?

あるいは、流暢に話せるよう呼吸や舌の動きなどに集中して朗読する訓練法はどうでしょう。
緊張して、パーフェクトを目指すために話しているあなたは、本来のあなた自身の話し方を肯定できていますか?

どれもこれも「完璧に話せる私」を目指した訓練法のため、「今のどもる私」を肯定できる訓練ではないのです。
このように、世間に溢れている吃音訓練法を「今の私を認められる訓練か」という観点でふるいにかけていくと、選択肢は狭まっていきます。

最後に残る選択肢は、おそらくあなたの精神そのものに作用する訓練法でしょう。
その中から、あなたはそれぞれのメリット・デメリットを比較し、検討していただければ良いと思います。

メンタルリハーサル法やMRMプログラムは、この残る選択肢の代表的なものと考えて下さい。

アプローチの方法や使う教材、かける言葉の違いがありますので、効果には個人差があるでしょう。
より良いものを選び取るために、一つだけを信じて飛びつくのではなく、複数の選択肢を並べることをお勧めします。

もう一つの吃音訓練の落とし穴は、たくさんの訓練が目に留まるため「これは自分に合っていなかった」とすぐ切り替えることです。
いくつもの訓練を重ねることで、あなたの心は疲弊していきます。
次第に「吃音の克服なんてできない」と絶望し、トレーニングに後ろ向きになってしまうでしょう。

まとめ

惰性で行うトレーニングは、そのトレーニング内容の良し悪しに関わらず吃音悪化をもたらします。
ただ吃音に対する意識の助長だけを行い、自身への否定的感情を強める結果に繋がるからです。

そうならないためにも、訓練に挑む前に他の選択肢に別れを告げるべきです。
特に、吃音克服には時間がかかります。
忍耐と継続力をあなた自身が持たない限りは、どんなに最良のプログラムが存在したとしても克服は叶いません。

ただ訓練するだけでは逆効果である、という吃音訓練の落とし穴を忘れず、自分自身と吃音の関係をより良くする訓練に出会えることを願っています。

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▽▽吃音の全体像を理解することが克服への近道
吃音を克服する方法はたった一つだけ

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