幼児期の吃音と大人の吃音の違いは?

幼児期の吃音と大人の吃音の違いは?

吃音どもりの基礎知識として知っておいて欲しいことを今回はお話ししていきます。
それは幼少期から発症する吃音と大人になってから発症する吃音の違いについてです。

今回は、幼児期と大人の吃音の違いとそれぞれの原因について順番に見ていきましょう。

幼児と大人では吃音の原因が違う

吃音,幼児

まず最初にお伝えしておきたいことが、幼児と大人の吃音は、言葉が上手く出なかったり連発してしまうという吃音症状が同じでも、その原因や対策は全く異なるということです。
実際に医療機関でも、子供の吃音は対応可能にも関わらず、大人の吃音は対応できないということが珍しくありません。

自分が吃音で子供も吃音だという場合には注意が必要で、自分と同じような吃音対策を子供していては、それが逆効果である場合もあります

自然に改善に向かうことも多い幼児期の吃音

幼少期に発吃する原因

発達,障害,吃音

幼児期の吃音は、獲得した言語情報が脳の成長を追い越してしまったときに起こると言われています。
言語情報が多すぎる場合と、脳の発達が未熟な場合と、その両方が考えられます。

つまり、幼児期の吃音は成長によって脳のキャパシティが十分確保されたら、改善される一時的な吃音であるということです。

また、現在では吃音にかかわる遺伝子が発見され、吃音者の10分の1にその遺伝子が見られるということがわかっています。
幼児期の吃音の発現にもこの遺伝子は関連していると言われていますが、明確な機序は判明しておらず対策もわかっていません。

遺伝の影響もないとは言い切れないが

吃音,幼児

幼児期の吃音には、遺伝という原因も少なからずあるということは先ほどお伝えしました。
事実、吃音者の子供の約半分が吃音者になったというデータもあるからです。

しかしこれは、遺伝子レベルでの遺伝の影響というよりは、吃音者と長く時間を過ごしたことによる環境レベルでの遺伝というのが正しいでしょう。

子供は耳で周りの言葉を聞き、発音の術を覚えていきます。
吃音者の発現をたくさん聞いていることで無意識のうちに吃音の発言リズムを覚えて実践してしまうことで幼児吃音として発症するのです。

つまり、吃音を子育ての前に克服してしまえば、子供が吃音になる可能性はぐんと下がります。
子供も同じ苦労をするのかと不安に感じている吃音者も多いと思いますが、接し方などの工夫で子供の吃音発症を予防することは可能ですので、人生の選択肢を狭めてしまわないようにしてくださいね。

ストレスや病気などが原因の直りづらい大人の吃音

大人になって発吃する原因

吃音,大人

大人の吃音は獲得性吃音と呼ばれ、それまでは吃音症状がない人がストレスや脳梗塞などの病気をきっかけに吃音を発症するという後天的なものです。

中には幼児期からの吃音をずっと抱えているというケースもありますが、その場合も幼児期の頃と同じように脳の発達異常が原因かというと微妙なところと言われています。
実際には吃音でいじめられたなどのストレスが原因で、新たな吃音症状として上書きされているというのが多いです。

この吃音は、時間とともに勝手に改善していくというものではないので、改善のためのトレーニングを取り入れていく必要があります。

客観的に吃音を理解し、言い換えなどの知恵も付くので普通に生活しているという方も多いのが現状です。
しかし、重度の場合、就職などもできずに辛くふさぎ込んでしまっている方もいます。

いずれにせよ、吃音が原因で「できなかったこと」いわば、吃音者からしたら「話すことで失敗した記憶」が染み付いてしまっていると吃音の改善がなかなか進みません。
(実際私もたくさんの失敗をしてきたので、かなり塞ぎ込みがちでした)

そのため、大人の吃音は非常に直りづらいのです

自分にあったトレーニング法が見つかれば良いですが、現実には話し方のトレーニングで根治を計るのは難しいと私は考えています。

なので、私がオススメしているのはMRMプログラムという、「吃音を悪いという思い込み」を、「幸福をもたらす思い込み」に置き換えてしまう手法です。

思い込みを置き換えるだけで吃音が改善・克服できるのかと心配される方もいらっしゃると思います。
しかし、何十年も吃音に悩んできた方も、わずか6週間のプログラムで改善が見られたすさまじいメソッドです。

効果に個人差はありますが、短期間で驚くほど改善された方も大勢いますので、ぜひ一度試してみてください。

MRMプログラムを見てみる

結局大人と子供の吃音の違いな何なのか

吃音,治し方

大人と子供の吃音の原因についてお話ししてきましたが、結局大人と子供の吃音の違いは何なのでしょうか?
これまでお伝えしてきたことをまとめていきましょう。

大人と子供の吃音の違いまとめ

  • 子供の吃音は一般的には先天性、大人の場合は後天性
  • 子供の吃音は自然に治る可能性があるが、大人の場合は対処が必要
  • 子供の吃音は遺伝の場合もある
  • 大人の吃音は病気やストレスなどによって発症する

吃音を克服して笑顔を取り戻しませんか?

私はかつて吃音症で、自分は劣等者でどうしようもない人間だと思っていました。
ですが、ある出逢いによって吃音を克服し、人並みの笑顔あふれる日々を送っています。

そして、その出逢いによって、今こうしてサイトを作っています。
なぜなら吃音で苦しんでいる方達が早く救われて欲しいと願っているからです。

あなたのお子さんが吃音症であるなら、あなたの意識を変えるために。
あなた自身が吃音症であるなら、あなたの吃音を克服するために。

このサイトを有効活用して欲しいと思っていますし、私がすすめているMRMプログラムをぜひ活用して欲しいと思っています。
MRMプログラムこそが私を吃音克服に導いてくれたメソッドだからです。

MRMプログラムについて知る

吃音・どもりの基礎知識カテゴリの最新記事